« 初・ケンショウエン | トップページ | カラフルなペーハー検査 »

垂直思考と水平思考

また、ここ数日、いろんな作業が重なって忙しかった……。

手のほうは相変らずだけど、どういう動作をすると痛いのか、がだんだんわかってきた分、楽になったともいえます。ワタクシ、今なら、もれなく「ヘタウマ」な字が書けます。

さて、昨日(2009年8月20日)の朝日新聞朝刊「オピニオン」の欄に、アートディレクター・佐藤可士和さんの原稿が掲載されていました。

テーマは「アグリライフ 農のすそ野広げる水平思考」。

佐藤さんといえば、今年の初春、「BRUTUS」の特集「みんなで農業。」の表紙を飾った方。2年ぐらい前から、千葉県君津市にある農園で野菜作りをしているということ。

野菜作りを始めて、初めて気付いたことや驚いたことなどが語られていて、そのひとつひとつの例に、私もナットク。

さらに、佐藤さんはそこから「垂直思考」ではなく「水平思考」の勧めを説いています。

佐藤さんが語るには、「垂直思考」とは、業界内だけで解決策を考えること。一方、「水平思考」とは、異なる業界の視点を結び付けて考えること。

佐藤さんが通う農園は、農業関係者ではなく、航空会社や旅行会社をリタイアした人が農業法人と共に考案したもので、後継者のいない高齢者の畑を使っているのだそうです。

農業の問題は、農業従事者や官僚など、関係者だけで論じられることが多い。でも、農業って、人の命に直結する問題だから、もっといろいろな人の視点が加わわれば、新しいアイディアや知恵が生まれるはず、と佐藤さん。

いま、いろんな業界で、行き詰まり感を覚えている人は多いはず。

「よそものが何を言う」「そんなの業界の常識じゃない」なんていう言葉、禁句にしたら、いろんなところで風穴があくかもしれないね。「頭から否定」という人と話をしても、面白いことは生まれない気がします。

|

« 初・ケンショウエン | トップページ | カラフルなペーハー検査 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

花と園芸」カテゴリの記事

コメント

「みんなで農業」は、事務所にあります。
農業も、土を使わない栽培と市場性や利益性を考えた多角的な
ビジネスとして、さまざまな業界が進出し、すでにトライアルにはいっている状況みです。

過疎地、ロジスティクなどをチェックし21世紀の新しいビジネスとして、農業が大きな変革を迎えそうです。

投稿: アルキメデス | 2009年8月21日 (金) 15時51分

お元気そうで、良かった!
腱鞘炎は落ち着いてるんですね。

痛々しい包帯に、ちょっとコメントを遠慮してしまいました。coldsweats01

どの世界にも水平思考は大事かも知れませんね。
外からの方がかえって良く見えることもあるし、
しろうとの素朴な意見なども馬鹿にできないかも・・・

投稿: さゆりん | 2009年8月21日 (金) 22時51分

●アルキメデスさん、ありがとうございます。

外食チェーン、スーパーなどが、自社で使ったり売ったりするための食材を作る、という動きは、あちこちで始まっていますよね。
人材派遣のパソナも「起農」したい若者を支援するための農業研修会社をつくっていたり。

野菜づくりを始める前は、農業のニュースなんて、興味持たなかったのに、今は「農」「野菜」という文字があると、そこに目がいくようになりました。これも効果かも。いろんなところで胎動が見えるような気がします。

●さゆりんさん、ありがとうございます。
包帯は少し大げさだったかもbleah
でも、おかげさまで、だいぶ回復してきた気がします。ご心配かけてすみません。

外の人の視点、外からの視点、大事ですよね。間違っていることもあるかもしれないけれど、外の人が気付く違和感って、根深い問題だったりする。中にいると、だんだん鈍感になって気付かなくなります。既得権益を揺るがすことにもなりかねない問題だと、みんなして口をつぐむ。

こうなると、もうイカンですな。自戒と反省をこめて、ですが。

投稿: 青山美佳 | 2009年8月22日 (土) 05時39分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 初・ケンショウエン | トップページ | カラフルなペーハー検査 »