« 岩波書店の今日の名言 | トップページ | 2009年が暮れるのである »

ぜいたくな散歩

先日、忙しさの間隙をぬって、とある講座に参加。

元高砂部屋力士・一ノ矢さんが講師となって、相撲の世界を紹介してくれる、というもの。

Photo_6一ノ矢さんは、46歳まで現役で土俵にあがり、相撲を取り続けた方です。現役最年長力士として、しばしば話題にもなりました。2年前の九州場所後に現役を引退され、今は高砂部屋のマネージャーとして活躍されています。現役時代から、高砂部屋HPの管理人でもある。

シコの踏み方を深く研究していて、本も出版されています(左:『シコふんじゃおう』 ベースボールマガジン社。青山組の本棚にも入れました)。

Photo_4その一ノ矢さんの所属する高砂部屋の朝稽古を見学させてもらい、その後、ちゃんこをご馳走になって、両国を散歩がてら一ノ矢さん自ら、案内してくださる、という、夢のような講座です。lovely

写真は、野見宿禰神社について、説明してくれている一ノ矢さんです。

現役時代、一ノ矢さんの取り組みがある日(幕下以下は毎日取り組みがあるわけじゃないんです)を狙って国技館に行く日を決めていた私。その一ノ矢さんが、両国を案内してくださるなんて、本当にドリームタイム。なんて、ぜいたくな散歩。ほとんど舞い上がって、話の内容、よく覚えてない……coldsweats01

順番逆ですが、朝稽古の様子も。

Photo部屋にお邪魔したのは朝8時。幕下以下の力士が土俵に並び、シコを踏んでいました。シコは全部で300回。その様子を見守る一ノ矢さん。さすがに厳しい目つきです。

シコのあとは、腕立て歩行(写真)で、土俵の周りを一人10回、回るトレーニング。ここまででもかなりの運動量。まだ入って半年あまり、という力士は、このあたりでもうへとへとな様子。

でも、さらにその後、すり足練習、三番稽古、兄弟子の胸を借りるぶつかり稽古と続きます。

Photo_3元・朝乃若の若松親方も登場。その後、高砂親方も登場(奥で新聞読んでいらっしゃいます)。土俵の上は、一気にぴりっとした雰囲気に。

親方からは、「もっと手を伸ばして脇をしめろ」「下から手をあてないとダメだろう」など、厳しい指導の声が飛ぶ。

写真のように、ときどき、そばに呼びつけて指導することもある。

でも、その内容をよく聞いていると、強くなるためにどうしたらいいのか、理論的な説明で、しかも、愛情をもって指導しているのがわかります。

高砂親方も、新聞を読んでますが、ちゃんと見る所は見ていて、いい相撲を取った力士には「そうだ、それでいいんだよ。その当たり、忘れるな」と、励ましの言葉をかける。ほんとにやさしいんだな、高砂親方。

Photo_5部屋によっても違うのかもしれないですが、高砂部屋は、すごく弟子が大事にされている様子を感じとることができました。

左の写真は、イジメているわけではなく、股割りの稽古。力士は体がやわらかくないと、ケガをしてしまう。

そのためには、開脚180度、胸を土につけることができるぐらいにならないといけない。つらいと聞いたことがあるけれど、こういうふうにやるんだね。

朝8時から10時半ぐらいまで、あっという間。

力士の動きもさることながら、親方の指導する姿や内容に学ぶところ多し。また見学に行きたいっす。

|

« 岩波書店の今日の名言 | トップページ | 2009年が暮れるのである »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

相撲」カテゴリの記事

コメント

楽しい時間を過ごされたようで何よりです。
一度覗いてみたいと思っています。
我が家には毎年大相撲カレンダーが届きますが、魁皇ファンの娘の友人のとこっろへと行きます。

投稿: アルキメデス | 2010年1月 4日 (月) 18時08分

アルキメデスさん、ありがとうございます。

稽古見学、オススメですよ。部屋にもよりますが、連絡すると、いらっしゃい、と言ってくれるところもあるみたいです。

ほんとに間近で、力士を見られるので、たぶん本場所のタマリ席よりゼイタク。

この日の帰り道、国技館に寄って、私も今年は相撲カレンダー、購入。今、机の前では朝青龍と白鵬が握手して笑っている写真が(微妙に視線を合わせてないところがまた……)。

投稿: 青山美佳 | 2010年1月 4日 (月) 18時36分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 岩波書店の今日の名言 | トップページ | 2009年が暮れるのである »