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『翻訳事典 2011年度版』できた

昨年の11月から12月にかけて原稿を書いた本が、いろいろと出来上がってきています。

その中の1冊、『翻訳事典 2011年度版』(アルク)。

翻訳者として活躍されている方のインタビュー、翻訳者になるための具体的な「なりかた指南」、養成講座の最新レポートなど、翻訳者を目指そう、あるいは現職者でさらに技術磨こう、という人のためのお役立ち情報が満載です。

巻頭カラーでは、「翻訳から始まるSTORY」として、翻訳という技術が、さまざまな分野で「物語」を生み出していることが紹介されています。

例えば、「国境なき医師団日本」の活動を伝える翻訳。被災地や紛争地帯で起きていること、その実情を伝えるための翻訳。翻訳に携わる担当者の「非常に凄惨な内容のものもあって、目を通すのものつらくなることがあるけれど、それでも事実を伝えることが使命だと思う」というコメントが印象に残ります。

私が書いたのは、11月20日に開催された「第19回 JTF翻訳祭」で行われた井口耕二氏の講演レポート。井口氏は、自身が翻訳者であり、翻訳支援ツールを作成して、公開もされている方です。ブログで、この翻訳祭に関する後日談などを書いていらっしゃいます。

講演の内容は、翻訳者、翻訳会社、翻訳を発注するソースクライアントの3者が、10年後、幸せになるための道を探る、というものでした。

翻訳の世界も、ほかの分野と違わず、コストダウンを求めながら、品質の向上も求められる、という状況。そういう環境の中から表面化してきた問題点の検証と、それに対し、3者はどうしたらいいのか、という提言がなされました。

私は、日本語教育業界ほど、翻訳業界に深く関わっているわけではないのですが、それでも、井口氏の話は、非常に示唆に富んでいて、面白かったです。

よろしかったらご一読ください。巻頭カラーページの32-33ページです。どんなことをまとめたのか、は、11月23日のブログで書きました。

嬉しかったのは、井口氏が原稿チェックの際、「このレポートを書かれた方、上手ですね」とおっしゃってくださったこと。こういう言葉は、本当に励みになります。happy01

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コメント

昔々、「日本翻訳家養成センター」という会社の仕事をしていました。翻訳家の先生の取材もありました。
当時は、地味な仕事と思っていたなあ〜。
言葉の仕事が多いんですね。。

投稿: アルキメデス | 2010年1月26日 (火) 14時35分

あらまた、狭い世界。
アルキメデスさんも、翻訳業界のお仕事をされていたことがあったとは!

ネットの普及で、ますます情報のスピードが求められる時代。翻訳者には、コストダウンと品質、さらにスピードも求められるのだそうです。

その結果が「三流のサービスを提供しています」。

投稿: 青山美佳 | 2010年1月26日 (火) 22時59分

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