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ああ、朝青龍……

その日は唐突に来てしまいました。crying

朝青龍、引退。3時15分ごろに速報テロップが出て、それ以降、私、仕事がまったく手につきません。書かないといけない原稿、確認しないといけないゲラがあるのですが、ダメです。

4時からの引退会見。 

「迷惑をかけた。ケジメをつけられるのは僕しかいないから……」

仕方ない部分もあると思うけれど、もっと前の段階で、どうにかならなかったのか、という思いが消えません。

「こういう形で引退することになったのは運命だと思う」

「何もない草原の国から、水も、言葉も違う国から来た少年を、横綱にしてくれた人、支援してくれた人に感謝しています」(←正確ではないかもしれない)

日本国籍をとっていないので、角界に残ることはできません。たぶんこんな形で引退するのは不本意でしょう。土俵もすごくさびしくなる。

まだ29歳の青年。でも、力士はいったん引退を口にしたら、撤回はできないから、もう前を向くしかない。

「これからは、朝青龍という名前ではなくなるけど……」と本人も言っていたように、これからは、ドルゴルスレン・ダグワドルジに戻っての人生。

想像するに、ことあるごとに「品格だ」「横綱だ」って言われる生活は、ある意味、すごく窮屈だったんじゃないかな。

これからは、思いっきり「ドルジ」としての人生、謳歌してほしいと、心から思います。

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コメント

丸い土俵から飛び出して、ジンギスハーンのように
思いっきり大草原を馬に乗って走るといい。

モンゴルでの事業を成功させてから、
また日本に遊びにくれば良いんじゃないかな。

しかし、なんとも寂しくなるね。
記録と記憶の横綱だった・・・

投稿: アルキメデス | 2010年2月 4日 (木) 20時12分

丸い土俵は、彼にとって狭すぎたのかな。

心も体もだいぶ、疲れているだろうから、
本人も語っていたように、少し休んで、
また、元気な姿で活躍するところ、見たい。

でも、やっぱりさみし~weep

投稿: 青山美佳 | 2010年2月 4日 (木) 20時39分

こんにちは!

私はそんなにお相撲詳しくないけど、
朝青龍は結構好きでした。
強くて、サービス精神があって、
お相撲界を盛り上げてくれたと思います。

ホント、もったいないですよね!

普通のスポーツと違って、
品格とか、難しい問題もあるのだから、
文化の違いがある外国の力士には
特に丁寧に周りが指導するべきでしたよね。

お茶目な親方だけど、ちょっとね~sad

投稿: さゆりん | 2010年2月 5日 (金) 19時05分

相撲界はほんとに大きな宝を失くした、と思います。weep

朝青龍が、品格とか、日本で行われている相撲には
神事的な意味合いもあることとか、理解してなかった
わけじゃないと思うのですが、サービス精神旺盛なところが、
裏目に出てしまったのかなあ。

親方も、朝稽古を見にいったとき、「ほめる」指導で、
けっして叱り飛ばしたりしてませんでした。
これも、裏目に出てしまったのかも。

3月場所、きっとお客さん激減な気がします。
ふー(ため息)。

投稿: 青山美佳 | 2010年2月 6日 (土) 09時23分

どもども~。
「窮屈」ということばに考えさせられました。

多分、朝青龍だけじゃなくて、僕たちにとってもこの国は今窮屈になってるんじゃないかなと思います。

何でも、「こうするべきである」みたいな基準ができてしまって、大変です。

草食系は、そんな中で生まれたことなかれ主義的新世代な気がします。

投稿: つんこ | 2010年2月 7日 (日) 10時55分

つんこさん、ありがとうございます。

ほんとですね。
この国はみんなでお互いに窮屈にしあっている気がします。

基準からはみ出ないことばかりに神経を使わなくちゃいけない社会って、
ものすごく窮屈な上に、人の活力も奪うように思います。

朝青龍も、そういう社会の犠牲者かもしれませんね。


投稿: 青山美佳 | 2010年2月 7日 (日) 19時53分

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