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書道博物館、行ってきたよ

台東区根岸「書道博物館」。

洋画家であり、書家でもある中村不折が蒐集したコレクションを展示している博物館です。

この不折さん、名前は、あまり知られていないと思うのですが、新宿中村屋のロゴや、日本酒の「日本盛」の文字を書いた人。

Soseki_neko明治時代の文豪たちとも親交があったようで、漱石の「吾輩は猫である」の挿絵をかいたりもしています。

(←博物館のおみやげ「一筆箋」の表紙になってました。)

正岡子規とも親交が深かったようで、その作品『墨汁一滴』の最後のほうに、不折との出会いが記されています。

「目がつぶらだけど、顔が怖くて、服は普通の書生が着ているのより汚い。でも、絵の注文をして、少しだけ意図を伝えると、見事にそれを汲み取って、期待以上の絵を描いてみせる」(意訳だけど、だいたいこんな感じ~)。

で、この中村不折さん、実は、曾祖父のいとこで、遠い親戚にあたる。

そういう人が親戚にいた、という話は、むかし、聞かされていたものの、あまり意識してなかった。が、偶然、『墨汁一滴』に書かれている上記の人物評を読んだら、がぜん、興味がわいてきた。そのときの話はコチラ

そして、不折の設立した書道博物館がある、と知り、仕事が一段落したらいこう、と思っていたのでした。

で、やっと、先日、行ってきました。

Photo中庭に不折さんの銅像がありました。

見てびっくり!

じいちゃん(母の父。じいちゃんも、日本画描いてました)に似てるわ~。

もう、じいちゃんは、数年前に亡くなったのですが、可愛がってもらったので、本当のじいちゃんではないものの、なんだか錯覚を起こし、懐かしくて、ずっと眺めてしまったよ。

よく見たら、パレットを持っているんだね。

じいちゃんの写真、ないかな~、と思って押し入れを探したら、若いときの写真がありました。

Koujinmeこのときは、ひげはまだはやしてないから、あんまり似てないかな。年を取ってからのほうが、よりいっそう似てました。

下のちっちゃいのが私。モノクロ写真ってことで、年がだいたいわかると思いますが、もう40数年前。

私にも、こんな時代があったんですなあ。

いかん、いかん、博物館の話から、大きくそれてしまった。

博物館には、書道史上、結構貴重なものがたくさん収蔵されているらしい。みると、石碑とか、銅鐸みたいなものとか、壺とか、いろいろあった(価値がわからないところが悲しいweep)。

不折さんの字は、中村屋の文字をみてもわかるように、結構、斬新なデザインです。 へんとつくりの間が、わりと広いのが特徴かな。一見すると、子どもが書いたようにも見えますが、絶妙なバランスで配置されている(気がした)。文字がひとつの絵のようにも見えます。

いくつか作品を掲載してくださっているサイトがありました。→コチラ

漢字2000字あまりを残しているようで、ぜひ、「不折フォント」として残したい気がします。

Photo_2こういう、ずーっと時を経ても、残る仕事ができるって、いいね。

左の写真は、中庭にあった敷石です。

なんか色合いが素敵。

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