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シコ踏んできました

相撲の基本動作である「シコ」の踏み方、習ってきました!

教えてくださったのは、松田哲博先生。元・一ノ矢先生のシコ名で、46歳11カ月まで現役として土俵に上がっていた元・力士です。現在は高砂部屋のマネージャーとして活躍されています。

Photo現役時代から部屋のHP「HYPER高砂部屋」の管理もされていて、シコについても、折にふれ、書かれていました。

引退後、シコに関する本『シコふんじゃおう』(ベースボールマガジン社)、『お相撲さん腰割りトレーニングに隠されたすごい秘密』(実業之日本社)も書かれています。

一ノ矢先生の本を読み、シコの動作はすごく合理的に身体を鍛えるものである、と知り、興味を持っていました。

その、いわば「シコマイスター(?)」から直接、シコの踏み方を習うことができる! こりゃ、行くしかない!

●基本は「腰割り」
」割りではありません、「」割りです。「股割り」は、床にお尻をつけて開脚することですが、「腰割り」は、立ったまま股関節を開いて、膝を曲げて、腰を上げ下げすること。

シコは、いわばこの「腰割り」の形が基本で、そこから脚を交互に上げて踏み下ろす動作のこと。

授業は、まずこの「腰割り」を覚えることから。とはいえ、ふだん股関節なんて、意識して動かしていないから、なかなか感覚がつかめない。注意点は、つま先と膝の方向を必ずあわせる、すねと床は垂直にする。慣れるまでは、そんなに腰を深く下げなくてもいいと、先生はおっしゃいましたが、ゆっくり、十数回するだけでも、じっとりと汗をかきました。

●シコは、「腰割り」の形から
「腰割り」の基本動作を覚えたら、そこからいよいよシコです。シコ、ただ、脚を上げるだけではない、ってことがわかりました。腰割りの形から、身体の中心線をそのまま、倒すような形で脚を上げていく感じ、とでも言えばいいかな。脚を上げるときに息を吸って、脚を下ろすときはつま先から。その時に息も吐く。これも、ほんの5回ぐらいやるだけで、汗が出てきます。

●「蹲踞」で足つる
「そんきょ」と読みます。力士が取り組み前に、徳俵のところで座ってチリを切るときの座り方。つま先と膝先をそろえ、重心は親指の下に置きます。結構、これも慣れないとキツイ。ワタクシ、情けないことに、足、つりました。coldsweats01

●いよいよ、メインイベント「股割り」
お相撲さんと言えば股割り。180度開脚して、上半身ぺたっと土につけられる。一ノ矢さんもぺたーっとつくところを見せてくださいました。コツは腰から身体を倒すことを意識すること。……っていっても、もともと身体が硬いワタシには無理! でも、この股割りは、赤ちゃんのときはだれでもできるのだそうです。60、70まで毎日やれば開くようになるそうです。また、耳を引っ張ると、股関節が緩むのだとか。ストレッチ、と思うと続かないけど、相撲の基本動作、と思えば続けられるかも。

●「テッポウ」は、肩こり予防になりそうっす
力士の基本動作「テッポウ」。これも、腕だけでブチかますための訓練ではなく、肩甲骨から鍛えるトレーニングだということがわかりました。肩甲骨には、ゼロポイントというのがあって、ちょうどガッツポーズをしたときの位置ぐらい。この位置に上の手を持っていき、下の手はひじをお腹の前に入れて肩甲骨で相手を押す感じ。

テッポウは基本的にナンバの動きで、右手で押すときは右足を前に出します。力を入れてぶちかまさなくても、基本の動作をするだけで肩こりに効く気がしました。

●「すり足」も経験
最後はすり足。これも、腰を前に持っていくことによって、足がついてくる感じにするのが重要。すり足もナンバです。足を土につけたまま、前に運ぶことが重要だと思っていましたが、そうではない。これも数回するだけで汗びっしょりになる。

習ってみて、相撲の基本動作は、とにかく「腰」を意識することが重要なんだと思いました。漢字をみると、まさに身体の「要(かなめ)」。

腰割りをするだけでも、腰痛予防、身体の歪み矯正になりそう。

今日から、原稿に行き詰まったら腰割り、でいきたいと思います。

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コメント

青山さんがこの一連の型をやっているかと思うと笑えてしまいます。
しかし、耳を引っ張ると股関節が緩むとは〜!びっくり
帰ってから家でやってみます。
血流が良くなると、気分が良くなりますね。
髄液や血の流れを良くすると、病気にも強くなるらしいですよ。
腰割はスクワットに近いかも〜

投稿: アルキメデス | 2010年4月26日 (月) 18時11分

アルキメデスさん、ありがとうございます。

廻しこそつけなかったものの、ワタクシ、結構、マジで取り組みましたヨ。

でも、外から見るのと、実際自分でやってみるのとでは、大違い。

これから力士の動きの見方も変わりそうです。

あ、そうそう、腰割りとスクワットは、基本的に違うものだそうです。
スクワットは太ももの前の筋肉だけを鍛えるもの、
腰割りは、太ももはもちろん、股関節から腸腰筋まで、バランスよく鍛えられる。

その分、無理がかからないので、長く続けることもできるのだとか。

なんか、すっげー、あつく「腰割り」について、語ってますね、私。coldsweats01
でも、ほんとに身体にはいいみたいです。

投稿: 青山美佳 | 2010年4月26日 (月) 19時07分

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