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2011年9月

「物わかりがよい」は「よいこと」なのか?

昨日は、大相撲秋場所・千秋楽。

横綱・白鵬、関脇・琴奨菊が2敗で並び、それを3敗の稀勢の里が追う、という展開。

盛り上がる千秋楽の両国に、私は、蒼国来さんの土俵復帰を応援する署名活動をしている方たちのお手伝いに行きました。

街頭で署名を呼びかけるなんて初めての経験。最初は恐る恐る、「署名、お願いします……」と、つっかえながら言っていたのですが、ほかの皆さんは署名を一生懸命呼びかけている。

私も、人が多くなってきたら、なんだかテンション上ってきて、「蒼国来関の土俵復帰を応援する署名活動を行っております。これまで2万名の方がご署名くださいました。さらなるご支援、お願いいたしまーす!」などと、大声が出るようになってきた。

署名してもらえなくても、こういうことで闘っている人がいて、すでに2万名の署名が集まっていることを知らせればいい、という思いもあって、とりあえず叫んでいると、「ああ、蒼国来、好きだったんですよ」とか「戻ってきてほしいよね」と、あたたかい言葉とともに、署名してくださる方がたくさん! 感涙。(;д;)

「本当に戻れるのかなあ」と、中には心配の声も聞かれました。まだ裁判中のことなので、戻れるのかどうかは、私にもわかりません。でも、私たちの社会は、どうも、「物分りがよい」ことが「潔い」とか「さっぱりしている」などと、美徳チックに語られることが多い気がする。

でも、それって本当にいいことなのか。諦めないで戦うことも大事なんじゃないか。

「諦めの悪い」方法をとったのは、彼が"外国人"力士だったからなのかもしれません。確かに、ぱっと散る桜が好きな日本人の文化には、そぐわないかもしれないけれど、そういう「戦い方」があることを示してくれた、とも言える。

特に3.11以降、「物分かりがよい」ことが「よいこと」なのか、疑問に感じることが多い中で、諦めずに戦い続けることは、私たちの社会に欠けていることなんじゃないかとも思ったりもするわけです。

もう一つ、蒼国来さんと話していて不思議なことは悲愴感がありません。どうしても、「戦う」っていうと、悲愴感が漂っちゃうものですが、それがない。「きっと戻れる」と信じているからなのだと思うのですが、これも「諦めない」ことの次に大事なのかなあ、とも思います。

長くなりました。

署名活動では、先日、『月刊日本語』10月号で、私が書いたインタビュー記事も一緒に配布してくださいました。読んでいただいて、少しでもこういうことで闘っている人がいることを知ってもらえれば嬉しい限りです。

署名はWEBからもできます。コチラからどうぞ。

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畑に出現した芸術作品!

今日は、菜園教室のメンバーでBBQ大会@畑。

Cimg4081Cimg4082で、畑に出かけてみると、そこには、すごい「芸術作品」が出現しておりました! 

関西国際空港などのデザインを手がけたイタリアの建築家、レンゾ・ピアノの作品を思わせる、曲線を生かした、流れるようなフォルム。まるで、風と戯れることを楽しむような、しなやかな形は、素材が鉄骨であることを一瞬、忘れさせます。

……って、実は、簡易ビニールハウスが、先週、日本列島を縦断した台風15号により、すっかり変わり果てた姿になっていたのです。( ;∀;)

この、ビニールハウス、畑の美化計画のため、8月に受講生有志がボランティアでつくったもの。

今日のBBQは、この下でやろうね、って、みんな楽しみにしていたのに。ああ、それなのに。(ノ_≦。)

Photoもとの姿は、こちら。

活動記録部長のTさんが、8月に撮影してくださった、在りし日のハウスさんです。

自然の力というのはオソロシイものです。

それにしても、あまりの見事な変形っぷりに、素材が鉄骨であることを一瞬、忘れたのは本当です。

Cimg4078_2畑のほうは、というと、

こちらも寒冷紗が一部めくれ上がり、

カリフラワ、ブロッコリなどがむき出しの姿になっておりました。

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

ドキドキしながら、確かめてみたところ、

幸いにも、苗にはダメージはなかった模様。

ほっとしました。ε-(´∀`*)ホッ

でも、ロマネスコの下半身は、跡形もなく、消えていました。

逆に、これで諦めがついたゾ!

Cimg4083Photo_2●最後に、BBQショット。

お肉は、いつも、宴会部長のNさんが調達してきてくださいます。

ものすごく、柔らかくて美味しいお肉でした!

右はサンマ。

こちらは、宴会副部長のMさんが、新鮮なものを調達してきてくださいました。

これも脂が乗っていて美味しかった!

台風の被害甚大で、最初はどうなることかと思いましたが、楽しい秋の1日でした!

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国技館フーズ

さて、国技館話の続き。

国技館にはおみやげ屋さんがあって、そこではなかなか他では見られない、マニア垂涎のグッズがあったりします。

また、国技館でしか食べられないものもあります。今回は、そんな国技館フーズの紹介。

Cimg4058Cimg4059まず筆頭に挙げられるのは力士弁当!
以前は、幕の内弁当しか売ってなかったのですが、3〜4年前ぐらいに、力士の名前をつけた弁当が得られるようになりました。

力士の出身地の食材や、その力士が好きな食材を詰め合わせたもの。

これまで、「朝青龍弁当」「魁皇弁当」「千代大海弁当」「高見盛弁当」などが売られてきました。

私は「高見盛弁当」の中に入っていた姫りんごのワイン煮が好きだったのですが、今場所、十両に落ちてしまったため、「高見盛弁当」は姿を消しておりました。(T_T)

また、先場所で引退した「魁皇弁当」も姿を消してた。(T_T)

今場所、売られていたのは、「白鵬弁当」「日馬富士弁当」「把瑠都弁当」「琴欧洲弁当」の4つ。

で、今回は「把瑠都弁当」をチョイス。

把瑠都が日本の食べ物の中で好きなものを選んで入れた、ということ。

マグロメンチカツ、たこ焼き、ゆでたまご、豚のソーセージなどが入っています。

意外とお子ちゃまな物が好きなんだなあ、把瑠都。

Cimg4066●ちゃんこはスープがわりにいただく

これも、4年ぐらい前に始まったサービス。

1杯250円で、ちゃんこ鍋が食べられます!

今場所は、元大関・霧島の陸奥部屋のちゃんこで、塩味。

国技館地下にある大広間で食べることができる。

私が行った日は12時から2時の間。

12時前から並ばなくても、12時半ぐらいを過ぎると、空いてくるので、そのほうが待たずに食べられると思いますよ。

いつもは、これをスープがわりにいただいてから、力士弁当を食べます。

今回のちゃんこは、肉団子がたくさん入ってて、美味しかった!

Cimg4076_2●新顔スイーツ発見!

食べ物の土産物も、どんどん新顔が出てきます。

今場所、見つけたのはこれ。

「連珠もち」なるもの。

ずーっと前に紹介した「MOCHICREAM」みたいな感じです。

販売元の会社のサイトもご覧ください。

これは、国技館フーズ、久々のヒットになる気がします。

一箱680円で6個入り。

もし、これから国技館に行かれる方、ぜひぜひ、お試しを!

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ひっさびさの国技館!

大相撲秋場所。
いろんな問題が次々と勃発し、正規の本場所が開かれるのはものすごく久々。

昨日は中日八日目。観戦に行ってきました。

Photo_3本場所では、朝8時半ぐらいから序ノ口の取り組みが始まります。

行く時は朝からいかな、損。……ってことで、8時半に両国到着!

ああ、鬢付け油の香りがするよ。

館内に入ると、さすがにまだお客さんは少なくて、がらんとしてます。

マル暴さん排除に取り組むということで、何場所か前から、1階席の入り口に係員が立つようになり、1階のチケットを持っていないと入れてもらえなくなりました。

これは仕方ないところもあると思うんだけど、個人的にはやめてほしい。以前は、午前中の取り組みだったら、土俵近くで見ることが黙認されてたんです。このおおらかなところが好きだったのに……。

今回は、場所中1回しか行けないので、奮発して1階席チケットを購入。「チケット持ってますけど、何か?」的な、ドヤ態度で席へ。

おお、土俵がよく見える。

せっかくなので、土俵周りのマメ知識。

Photo_2●その1:
力士は取り組み前に水で口を清めます。

この、口から出す水、どこに吐いてるんだろう、と思っている方、いるのではないでしょうか。

テレビには映らないのですが、ちゃんと、土俵に水を受ける場所が設置されてます。

この黒いのがそれ。

ここに水と口を拭いた紙を捨てているんです。

その先はどうなっているか、わからないのですが、たぶん、下水につながっているんでしょうね。

Cimg4054●その2:
吊り天井の中って、テレビには映らないので、これまた、どうなっているのだろう、と思っている方、いるのではないでしょうか。

これが、その中。照明がついているんです。

下位の取り組みのときは、節電で半分ぐらいの照明がついていて、幕下上位5番目ぐらいから全部照明が入ります。

同時に、電光掲示板にも明かりが入り、急に明るくなるので、「お〜!」と思います。

Cimg4069で、いきなりですが、十両土俵入り。我らがタカミン(高見盛・3番目の力士)は、今場所、十両で相撲をとっています。

Photo土俵入りの時、館内放送で、力士名と所属部屋、それに出身地を読みあげているのは、この方。

服装は普通のワイシャツにズボンですが、行司さん(場所によって違う方が担当しているみたい)です。

土俵に上がる力士の顔を見ながら、メモなしで読みあげているんです。仕事とはいえ、すごいなあ、といつも思う。

タカミンは、結局、昨日は黒星。その後、幕内でも、応援する力士がことごとく、黒星だったので、イマイチだったのですが、それでもやっぱり、生で観戦は楽しい。

長くなったので、国技館フーズ(弁当とかお土産とか)については、また別に。


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恵泉女学園大学「家庭菜園教室」秋講座_2回目

今日は、家庭菜園教室秋講座の2回目でした。

今日はやること、多かった〜!

①先々週タネをまいたダイコンの間引き
②先々週植えたキャベツ、ブロコ、カリフラワの追肥
③ハクサイの植え付け
④レタスの植え付け
⑤シュンギクの種まき
⑥玉ネギの種まき

それに加え、番外地に自分で植えた、ダイコンとロマネスコの管理。

Cimg4045
で、先週、植えつけのときに茎を折ってしまったロマネスコのご報告から。

ダメ元で植えてみた茎から上部分は、どうなったかというと……

どうやら、トマトのような「どっからでも根、出しまっせ」という逞しさは持ち合わせていなかったようで、だめっぽい。bearing

まだ芽っぽいものが見えるので、そのままにしてきたけど、奇跡の復活は、望み薄な感じです。

Cimg4046で、下半身はというと、こちらは根付いたことは根付いたっぽい。

が、所詮、下半身。このまま花実をつけてくれるのかどうか、これまた、不透明。

もうちょっと、植えたまま、様子をみてみることにします。

Cimg4043
Cimg4042
ハクサイは100センチの畝に、2列に植えつけました。

冬は連日、ちゃんこ鍋になる青山家にとって、ハクサイは重要野菜。
少しでも多く植えられる方法をとりました。

一方、キャベツ、ブロコ、カリフは寒冷紗に守られ、今のところ、虫食い跡はなし!happy01

このまま順調に成長してくれるといいなあ。

●今日の学び:シュンギクは、連作に強い!
ハクサイ100センチの畝、レタス60センチの畝、と作っていったら、夏までシュンギクを植えていたところに、シュンギクを植えないといけないことになってしまた。catface

同じところに、同じ野菜を植えるのは、連作障害が出るので基本的にNG。

でも、植えるところはそこしかない。

自分の無計画性を反省しつつ、恐る恐る、藤田先生にお聞きしてみました。

私:「シュンギクって、連作、大丈夫でしょうか」
先生:「ああ、シュンギクは連作、大丈夫ですよ」というお答え。

な、なんと! シュンギク、実は連作に強い野菜なのでした。
お聞きしてみてよかった。

ってことで、無事にシュンギクの種まきもしゅ〜りょ〜! 

早くちゃんこ鍋の季節にならないかな。

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ロマネスコ、植えた!

9月からまた、藤田智先生の家庭菜園講座がスタートしました! 

秋といえば、ブロッコローやカリフラワー、キャベツ、ダイコンなど、アブラナ科一家が活躍する季節。で、前から育ててみたかった「ロマネスコ」の苗をネット通販で入手し、植えてみました。

ロマネスコは、カリフラワの一種。サンゴのような、フラクタル(自己相似形)な花蕾が特徴。


6_3
通販では5本900円で売っていました。

最近は、苗もネットで買えるんですね。

こんな感じに、ちゃんと箱に入れられて倒れないように梱包されて届きました。

Cimg4036
さて、このように、大変、大事に届けられた苗なのに、私、植え付け作業をするときに、こともあろうか、1本、不注意で茎を折ってしまいますた……。crying


Cimg4038
諦められなくて、とりあえず、茎はおれてしまった根の部分と、折れた先の部分、土に植えてきてみたんだけど……。

もし、どっちか根付いたらおなぐさみ。
トマトだと、結構、根付くんだけど、アブラナ科はどうなんだろう。

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蒼国来さんの土俵復帰を願う

あっという間に9月!

今日は、暑い夏の間にやった仕事の一つが形になったので、ご報告です。

本日発売の『月刊日本語』(アルク)10月号で、記事を書きました!

今回はインタビュー特集です。「語ろう、言葉の力を信じて」と題し、4人の方(加藤登紀子さん、大野更紗さん、アーサー・ビナードさん、蒼国来さん)のインタビューを掲載しています。

この中の、蒼国来さんのインタビューを、私・青山美佳が担当・執筆しました。

蒼国来さんは、中国内モンゴル出身。
今年初め、八百長に関わったという疑いをかけられ、土俵を追われてしまった力士のひとりです。協会側の調査で、一方的に「クロ」と決めつけられ、引退を勧告されてしまいました。

しかし、潔白を主張して引退届を出さなかったために「解雇」処分とされてしまった、という方。退職金(約530万円)の受け取りも拒否し、現在、潔白を証明して土俵に復帰することを目指し、裁判で闘っています。

そんな蒼国来さんにインタビューに行きたい、と編集会議で案を出し、(無理やり?)承認してもらい、8月、編集長とカメラマンと一緒に、今も寝泊まりしている荒汐部屋にインタビューに伺いました。直接、対面して話を伺うと、礼儀正しく、実直な青年だということが伝わってきました。

今回の取材を通して、蒼国来さんの復帰を応援する人々とも出会いました。
蒼国来さんのお人柄が、きっと応援したい、という気持ちにさせるのでしょう。
皆さん、話しぶりはとても静かなんだけど、熱い気持ちを持って応援されていることがわかり、勝手ながら、連帯感を覚えました。

復帰を応援する有志の方たちによる署名活動も続けられていて、先日、聞いた話によると、すでに2万人分、集まっているということ。まだ署名は受付中ということです。

署名は、こちらで、できるので、もし、記事を読んで応援を、と思われた方がいらしたら、ぜひ!

また相撲オタの青山が言ってるよ、と思われるかもしれませんが、今回の件は、外国人の不当解雇という問題もはらんでいて、看過できません。

日々、外国人と接することが多い、日本語教育に関わっている方々にも、蒼国来さんのことを知ってほしいと思って記事を書きました。

特集テーマ「語ろう、言葉の力を信じて」の通り、思いが通じるといいなあ。


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