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蒼国来関を囲む会(9回目)に参加してきました

昨日は、「蒼国来関を囲む会」に出席してきました。

このブログで何度も書いているので、ご存じの方も多いと思いますが、蒼国来関(以下、エンさん)は、中国・内モンゴル出身の力士。昨年、角界を揺るがした八百長問題で、一方的に「クロ」と決めつけられて引退勧告を受け、「やっていないのに従うことはできない」と従わなかったため、「解雇」とされてしまった方です。

今、土俵復帰を目指して裁判で戦っています。

だいたい毎月1回、裁判の進捗状況の報告と、エンさんがどのような思いでいるのか、どんな生活をしているのかという現状報告をする機会として、「蒼国来関を囲む会」が開かれています。

昨日は、その第9回でした(案内はコチラでいつも出ます。誰でも参加できますよ〜。ちなみに次回は5月12日(土)だそうです)。

エンさんは、春から社会人ラグビーチームのトレーニングに参加しはじめた、ということ。昨日は、その様子を撮影したビデオの上映がありました。さすがアスリート。体を動かしているときはいきいきとした表情をされていました。

ラグビーのチームメイトとの交流も深まったようで、「皆さんが応援してくれる」と感謝の言葉を述べるエンさん。

以前、インタビューさせていただいたときに、今回の件を通して、日本が嫌いになったのではないか、と聞いたら「日本や日本人が嫌いになったことはない」と明言されていたのですが、昨日は、それがリップサービスなんかではなく、本当にそのように思われているんだな、ということがわかりました。

土俵から追放しようとしている日本人がいる一方で、応援しようとしている日本人もいる。その人たちに出会ったことが、エンさんにとっては力になっているようです。もちろん、それは「応援しよう」と思わせるエンさんのお人柄があってのこと。

土俵を追われてから1年。裁判は夏ぐらいまで続きそうな見通しです。協会側は、この事件は解決済みとしたい姿勢がありあり。

一方で、弁護士さんやご本人のお話を聞けば聞くほど、特別調査委員会の調査は杜撰だったことがわかり、怒りがわいてきます。ヽ(`Д´)ノ 

国ではレスリングやボクシング選手としても活躍していたエンさん。違う道を進めばいいじゃないか、という人もいるかもしれません。でも、来日するときは、「相撲は、自分がやろうと決めた最後のスポーツ」という強い気持ちを持ってやってきた、といいます。

ラグビー選手に混じってトレーニングする姿も素敵♡でしたが、やっぱり一番見たいのは、キリッとマゲを結い、まわしをしめて土俵に立つ姿です。

昨日、出席して、あらためて思いました。「とことん応援するよ、エンさん!」

●追記:中国で、SEをしていらしたという老叮噹さんという方が、この記事を、中国語に訳してくださいました。コチラのページです。もし、中国語を解するお知り合いの方がいらしたら、ぜひ紹介してください。

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コメント

信じる人をとことん応援する姿勢が立派!
信じるということは、そういうことなんですね。
一番近いところに存在するのは、今のところ娘なのかな〜(^^;

投稿: アルキメデス | 2012年4月17日 (火) 16時45分

アルキメデスさん、ありがとうございます。

もし、自分が異国で不当解雇になった場合、
どれぐらいの人が、親身になって応援してくれるか。

そう考えると、これだけ多くの人が応援している、というのは、
やっぱりエンさんのお人柄あってのことだと思います。

これだけ長い期間、じっと辛抱している姿を見ていると、
強い心を持った人だなあと。

投稿: 青山美佳 | 2012年4月18日 (水) 06時44分

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